中判を楽しめるデジタルカメラ「富士フイルム Fujifilm GFX50Sⅱ」」

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富士フイルムのGFXシリーズといえば何かといえば、43.8mm✕32.9mmのセンサーを搭載した国産の中判に近いデジタルカメラです。近いという表現を使ったのはフォーマットでいえば、中判ではないからです。

ハッセルブラッドというカメラブランドは確かに存在しますが、入門機にするにしても価格は80万円以上、レンズを合われば100万円以上を超える舶来品のカメラとなるので高額ともいえます。確かにその分の写りや趣味としてのカメラとして価値は高いものとなっていますが、メンテナンスなどの問題を考えると、このまま使うことができるのか?という問題はあります。

維持をできるほどの費用が用意できるのかわかりません。それよりは国産カメラにしておけばメンテナンスはしやすく、日本製という技術力の高さは魅力的だと思いました。

大は小を兼ねる「GFX50S2」

予算と費用、今後のことを考えたときにGFX50S2を選びました。本体価格40万円、レンズと合わせて50万円で購入することができます。SDカードも2スロットとなっています。

中判センサークリーニングできるのはGFXだけ?

圧電素子による超音波方式でセンサークリーニング機能が付いているのはGFXの魅力でした。もちろん写真を撮るだけではなくて、動画も撮影することがしっかりと出来るプロ仕様のカメラです。もっとグレードはありますが、これ以上を活用できる自信はなかったので落としました。

GFX50S2はミラーレスカメラなので、最速1/16000秒でシャッターを切ることができます。USBはTypeーCなのでモバイルバッテリーで充電することができます。

手が大きい人にはちょうどいいサイズ

バッテリー合わせても本体1kgでちょっと大きいぐらいです。センサーが大きいので、本体も大きいです。手が小さい人には不向きですが、大きい手の人にはぴったりサイズです。

実際僕が手の大きさで、カメラが使いづらいということがありました。手の指先、爪がグリップの皮に食い込んで、傷をつけてしまうことがありました。NikonZシリーズなど持っていましたが、本体と手の間に隙間が空いてバランスが取りづらかったです。

液晶画面を大きく、握りやすい、センサーサイズが大きい、プロ向けカメラだから商業写真やポートレイト、風景など商業性や芸術性が高い写真を撮りたい人には向いているカメラです。

問題点があるとすれば?

レンズが高いという問題がありました。キットレンズが10万円で購入することができますが、それ以外のGマウントは中判レンズなので比較的に価格は高いレンズになります。安く抑えようと思ってネットで中古品を探してもありません。

そもそも購入しているユーザーが少ないので市場で出回ることが少ないので、価格も下がることはありません。競合がいないので安くなることはありません。

手が小さい人だと本体が大きいので持ちづらいことが代表的なデメリットです。但し三脚に乗せて使うなら問題ないので、撮るものによって変わってくると感じます。

僕の使用感的には、さほど問題は感じませんでした。プラスチックレンズで安く作られたものなので、そのへんは価値が高いものではなく実用性が高いレンズだと感じました。レンズアダプタを使ってハッセルのレンズを使うことがオススメです。

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