ツクモの写真を話そう No.9 誰かと関わること

写真をやっていてれば、ほぼ100パーセント近い確率で誰かと関わることがある。特に写真を上達したいというのであれば必ず、この記事は読んで肝に銘じてほしい程度には一定数のカメラ愛好家、写真好きに見受けられる部分にも触れていきます。

忘れてはいけないこと:みんな違う考え方を持っていること

忘れてはいけないことということで、僕たちは個性ある人間であることです。なので違う考え方を持っているので、写真の捉え方や感性も違ってきます。行動だって違いますし、言葉遣いも違います。

それは撮影として正しいことですか?

世間的にはいえば有名なカテゴリだと撮り鉄というものがあります。鉄道写真が好き人たちことを指す言葉でもありますが、世間的には少しずつマイナスなイメージが強く残ってきているのではないでしょうか。

柵を登って、線路に入って、運行を妨害してまで撮影する、違法性を伴った撮影を行う人たちが一定数いることで、テレビや新聞、ネットでも話題になります。

撮り鉄だけではありません。それ以外の撮影者にも言えることです。立入禁止の柵を超えて、高齢者もいますし、彼岸花を踏み潰すコスプレ撮影もありました。

知らない人に話しかける態度ですか?

カメラマンなのかは分かりません。新聞に載ったことがあると言われていたのを覚えていますが、いきなり話しかけてきて「親に買ってもらったカメラなの?」とか質問してきたおじさんもいます。頼んでもいないのにレクチャーをしてくるおじさんもいます。撮影禁止なものまでスマホで撮るおばさんもいます。

結果どうなりますか?

法律が機能しているものについては、通報されることもあります。警察に逮捕されることもあるでしょう。今まで撮影は柵の外からだったところは、現在撮影禁止となり、閉鎖されている場所もあります。

結果的にはどんどん撮影場所が減ることに繋がっているということを考えてほしいです。二度と撮らないっていう場所かは分かりません。次誰かが撮る場所でもありますが、無くすことになります。

人と関わるべきと言いましたが、駅員さんにしろ、土地所有者にしろ、中身は赤い血が通った人間です。事前に許可をいただく、物腰の柔らかい言い方を使う、誰も堅苦しい言葉遣いを求めているわけではありません。何度も通い詰めていれば心変わりもする可能性はあるのです。

僕が言っていることが正しいとは限りませんが、思い当たるところがあるなら、直す必要があるかもしれません。僕も言葉遣いはしっかりと意識して、学がないの言葉を知りませんから、頑張って丁寧に伝えようとしているんだなと相手に伝わるようにするべきだと思います。

得たすべてを活かすこと:思考、感性、知識、技能すべて

だからといって悪いことばかりでもありません。撮り鉄の中にも、僕の友人には頭がいい子がいて、道案内を頼んだり、旅行プランを考えてくれています。つまりどのような知識や技術を持っているのであれば、誰かのために活かすというのは感謝される行為だと思います。

誰かに思考や感性など押し付けず、どうすれば理解してもらえるのか、リスペクトされるのかを考えるのも、また人と関わることなのです。

僕自身もそうですが、誰からか学び、自分で学習してきたから、写真や人との繋がりを守ることができていますし、たくさんの相手からも学ぶことができます。僕は大学生から高校生からでも良いところがあれば学びます。吸収して活かします。相手の嫌なところってあるかもしれませんが、良いところも見つけて、良いところを真似るようにしていくのです。

技術も知識も教えてくれない人もいますが、懇切丁寧に教えてくれる人がいますよね。教えてくれる人たちは全てがあなたの宝物なのです。この人は大事しなきゃいけないなって繋がりを感じたのあれば、頑張ってつなぎましょう。戻らない繋がりというのは結構多いものです。

感謝すること

感謝され続けることは難しいですが、感謝し続けることはできます。たくさんのものを僕を与えてくれる親兄弟という家族、友人、カメラ屋さんというのはいませんか?何か僕によって大切なものをくれたときは必ず感謝しましょう。

小さいことかもしれませんが、写真というものは大小関係ない繋がりが、どこかで絡み合って、大きな繋がりになっていくものだと感じることがあります。

失わないように写真やカメラを続けたい、楽しみたいと思われるのであれば、ルールやマナーを意図的に破らないなど言われる前にやってほしいことをやってもらえるだけでも第一歩だと僕は思います。

ハードルは低くていいのです。勝手にどんどん上がっていけばいいのですから。

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