僕はSIGMA fpを使って諦めたことがある。多分それはLeicaM3の写りの代替機を探していたからというのはあって、LeicaM10ーPなども購入して試したことがあります。LeicaM3の代わりになるデジタルカメラには出会うことはありませんでした。
LeicaM3に求めたものをデジタルカメラに求めたら…
躍動的な写真を直感的に撮影できるフイルムカメラがLeicaM3でした。納得がいったカメラでした。フイルムカメラだと今後のことを考えれば生活費に合わないカメラになってしまい、運用ができなくなると判断しました。
新しいデジタルカメラということで、同じメーカーであるLeicaM10を購入することになりました。100万円近くするカメラではありましたが、ライカレンズをそのまま使うことができるというのはメリット。しかし体調を崩して年収を下げることが余儀なくされ、維持することはできませんでした。SIGMAfpを購入することになったのですが、fpさえも手放す状態まで追い込まれていたのです。
結果的に買い直すという話になったときに価格で選ぶしかありませんでした。性能は求めていませんでしたので、SIGMA fpであれば問題ないということで再購入しました。
表現をずっと続けるために、拡張性があるカメラ「SIGMA fp」
様々な撮影方法に合わせて圧倒的な拡張性で、撮影に合わせるカメラだと感じました。アタッチメントの多さも確かにありますが、レンズの豊富さに関していえば、SIGMA・LUMIX(Panasonic)・LeicaのデジタルLマウントという共通レンズが豊富であり、動画用のアクセサリを付けることも可能で、写真だけではなく、動画撮影にも向いています。
そして世界最小・最軽量フルフレームミラーレスであることを押さえておきたいポイント。
35mmフルサイズ(35.9mm✕23.9mm) 裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、電子シャッターなので1/8000秒まで切ることができます。連続撮影速度も約18コマ/秒で撮ることができます。
カメラOFF時、USB給電による充電が可能。422g(SDカード、バッテリー込)、使用可能温度は0~+40度。湿度85度以下。
上記スペックを知って、SIGMAfpは何に向いているのか?
動画に向いていると思っていて、購入カメラの候補には最初、挙がりませんでした。カメラ仲間に勧められて、SIGMA fpを購入することになり、触ってみたのですが…なんか物足りないと感じました。
売ってしまったのですが、やはりメリットというものはあり…、小型最軽量であることで街の中で歩いて撮影する、歩くことが必要な撮影には大きなメリットです。SIGMA fpは、ぱきっとしたSIGMAが持っているシャープな写り、Leicaが持っているふんわりとした絵画のような写りを使うことができますので、僕の今欲しいカメラでもありました。
旅行回数が増えてくると重たいカメラというのが不向きになっていきます。
僕がSIGMA pfに感じたメリット
- デザインも好き
- 価格も高くない(ボディだけなら16万円)
- モノクロもしっかりと撮れる
- 小型・最軽量
SIGMA fpは幅広く使えるカメラ
SIGMA Lレンズで撮れば、ぱりっとした写りを提供してくれるので現代レンズでありながら、はっきり写ってくれるのは嬉しいです。重たいカメラというのは持ち運びが不便であり、体力も使います。体力を使うのでモチベーションも下がっていくことになり、結局撮影に行きたくないなって思ってしまう原因になってしまいました。
SIGMA fpでは旅行に行くときも邪魔にならないし、レンズもラインナップが充実しており、安く手に入れることができます。新しくSIGMA fp Lという後続機が出ています。そして新しいSIGMA fpではBFという先進的なデザインを持ったカメラシリーズを出しているのです。
こうやって物欲は刺激されていくのですが、まだ欲しいとは思わないのが不思議です。物欲が刺激され欲しくなる前に頑張って稼いで購入準備しておくのがいいかもしれません。