消えた煙突と親子|阪神武庫川駅近くの風景写真
「消えた煙突と親子」
この写真を撮った1年後には、奥にある工場は閉鎖されて煙突が無くなりました。
工場地帯でして、阪神電鉄武庫川駅を降りてすぐのところで見ることができました。夕日をバックに撮影することができて、昭和レトロな町並みだって残っている場所でした。
しかし工場は無くなり、煙突も解体されてしまい、この風景は二度と撮ることができない風景なのです。
写真の前方に写る親子も、時代の流れともに成長し、人生の選択肢のように分岐点を交わらない限り、出会うこともありません。後ろ姿しか知らない親子と出会うことはありません。
つまり二度と撮ることができない写真であり、記録して残し続けなければいけない風景であると撮影して数年が経過したあとに見返していて感じています。
NikonDfというカメラについて(レビュー記事が書けないのでここで話します)
撮影したカメラは、NikonDfというデジタル一眼レフカメラです。センサーサイズはフルサイズであり、往年のNikonFシリーズに似たクラシカルなデザインをしています。
デジタルとフイルムカメラの融合させて、NikonFに慣れ親しんだNikonのコアファンを狙っていたのではないでしょうか。デジタルカメラといえば、NikonDシリーズも人気を博しており、クラシカルなデザインが好きな若者をNikonがユーザーに取り込もうと思ったのかもしれません。
一度メーカーを買い始めると、宗教的な理由もあるかもしれませんが、レンズマウントを同じにすることがあります。
別メーカーのCanonやSONYを買えばレンズをボディに装着する部分が違い、同じボディで別メーカーのレンズが運用できないため、一度買ったカメラでシリーズの変更がない限りは、メーカーは同じものを使い続けることになるからです。
富士フイルムでいえばXシリーズは同じマウントですが、Gマウントでボディのセンサーサイズもレンズの直径ももちろん違うのでアダプターを噛ませることで使用することになります。
別のレンズを使用するのにもお金がかかり、手間やコストなどを考えると、自動的に同じメーカーでボディとレンズを買い続けることになります。
実際は、カメラファンが冗談で宗教と呼んでいるのかもしれません。他の趣味でも同じようにメーカーを同じものに揃えたいとか、同じ端子じゃないと接続できないというのはよくある話なので、お金がかかる以前の問題だなと日々感じています。
NikonDfも僕が過去持っていたNikonD5やNikonD750の影響は大きく、メーカーの鞍替えを続ける原因になりました。納得できるカメラ、僕のフォトスタイルに合ったカメラが見つからず、多くのカメラメーカーを渡り歩いた途中が、NikonDfだったのです。
センサーはフルサイズであり、NikonFX(及びDX)フォーマットで撮影することができただけではなく、露出計連動非Aiレンズを使用することができたことにあります。Nikonの古いレンズにはカニ爪が付いており、ボディと合わせることで露出計と連動させていました。
改造せずとも、そのまま使用することができるということで、今までフイルムユーザーだったカメラファンが購入する、フイルムカメラに興味がある若者が購入するというきっかけを作ることができました。
皇族である秋篠宮さまがNikonDfで撮影している悠仁さまに教える姿が有名になり、中古価格が高騰するきっかけとなりました。
