北新地の裏路地に佇む植物をモノクロ撮影|光と影が描く大きな葉の表情

北新地で見つけた大きな葉

北新地とは大阪梅田1丁目の南側にある歓楽街でも、少なくとも誰かが住んでいる場所でもあります。オフィス街や歓楽街なので飲食店ばかりがたしかに存在しますが、少し離れた場所には高層マンションが存在しています。北新地の小さな路地裏にある電柱の横に置かれていた鉢植えに植えられていたのが、写真の葉っぱでした。

大阪梅田といえばコンクリートジャングルのイメージしかありません。東京23区全てが高層ビルに埋め尽くされているわけではなく、大阪梅田もまた一部の大阪市内がビルに埋め尽くされているのです。

撮影した場所は北新地と呼ばれる歓楽街の端にあるような場所で、住宅街と歓楽街の境目だった可能性もあります。

葉っぱがあった地域を通ることがあっても、僕は思い出すこともなく通り過ぎてしまうでしょう。撮影しているときの、その瞬間だけ、大きな葉っぱが持つ生命を感じたのです。

正確な場所までは思い出せず、大阪北新地周辺として表すことができないので、次撮るのは難しいのかもしれません。

一体、誰と撮ったのか、いつ撮りに行ったのか思い出せません。

写真データから、2022年1月3日であることは分かっているのですが、誰と行ったかまでは覚えていないのです。記憶というものは曖昧で断片的な情報しか持っていないので、これだけの情報だけでは思い出せません。

ただ思い出せたのは近くにアメリカ大使館があったこと、葉っぱを撮ったことのみを思い出しただけで、それ以上の情報を頭の中にある引き出しから取り出すことはできませんでした。

だた僕はこのとき生命の息吹を感じることができ、写真データからいつ撮ったのかは分かりました。記憶だけではなく記録に残すというのは大事で、写真を撮る意味を教えてくれているのだと思います。きちんと印刷までをして、裏面に日付、誰という文字を刻んでおけば、また記憶の残り方は違っていたんだろうなと思います。

最近物覚えが悪く、フイルムの入れ方すら説明書を読んで覚えています。ブローニーフイルムをマガジンに入れる方法はうっすらとしか覚えていないので、趣味から離れてしまうと、趣味でも忘れてしまうんだなと少し悲しい気持ちになりました。

【場所】大阪北新地周辺
【カメラ】Fujifilm GFX50Sⅱ
【レンズ】GF35-70mmF4.5-5.6 WR
【設定】f/8,1/640秒,ISO200,補正0

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