兵庫県立美術館の中庭に佇む埴輪|ガラスに映る静かな存在感

兵庫県立美術館という建物自体が美しいことを知っている人は、どれぐらい存在するだろうか。僕も写真サークルの仲間に誘われてから、二度も美術館に足を運ぶことになるとは思っていなかった。

多くの作品について知らずとも、静かな空間に並び芸術作品には何か意図したことが刻まれていて、意図したことを見て感じなければいけない。日常的な使用目的で配布されていた浮世絵とは違い、思いを込めて、誰かに伝えたいとい表現や意思を感じるのが芸術作品だと僕は思っている。

僕は美術館の外を歩いてみたときに、ふと見つけたのが中庭にあった埴輪だった。歴史についてあまり詳しくはないし覚えてもいない。けれど僕が住んでいた大阪府堺市には中百舌鳥古墳があったから、少しだけ身近に感じるものだった。それ以外だと歴史の教科書で触れる程度で、土で出来た人形だったり壺だったりが有名だろうなぐらいしか知らない。こういうところで教養が試され、どっちかというか勉強してこなかった僕の無知なのだろう。

写真において重要なことのひとつに記録することがある。表現するために撮影することも大事だが、後世に残すために撮影するということをぜひしてほしい。無知である僕が撮影して感じたことであるし、美術館だって近い将来、消えてしまうことだってある。

県立美術館を設計したのは誰か?と言われると世界的にも有名な建築家。安藤忠雄氏である。司馬遼太郎記念館、Leica本社ビル、JR九州熊本駅新駅舎などが有名である。

【場所】兵庫県立美術館
【カメラ】Fujifilm GFX50Sⅱ
【レンズ】GF35-70mmF4.5-5.6 WR
【設定】f値4.3,1/125秒,ISO500,補正0

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