CatLABSとはアメリのボストンに拠点をおくアナログ写真専門のメーカーであり、ブランド名称です。猫のパッケージが特徴で、かわうそ商店や八百富写真機店でも入手することができるフイルムとなっています。36枚で1500円程度で購入することができるので、意外とお手頃ではあります。噂ではありますが、中身の正体がAgfa系ではないかというものがあります。航空偵察用で地形や軍事偵察、高高度撮影するためのフイルムを再パッケージしたものではないか?というもので、ほかにも長いシネマフイルムを巻き直して販売する方法もあり、後者の方が可能性は高いと思います。

なぜそういう判断なのか?といえばフイルム製造をしているメーカーが少ないこと、製造設備を用意するだけで赤字になること、需要が見込めないこと。小規模ブランドが増えて、大手メーカーもKodak、富士フイルム、イルフォードしか残っていません。既存フイルムを仕入れて巻き直して販売する方法。OEMのような状態が続いています。色に関しても安定しており、特に解像度が高いことがよくわかり、噂に関しても巻き直しに関しても、あり得る話なのです。

1本撮り終えて、見返してみると明らかに解像度が高いことが分かります。特に窓の写真などをみれば、遠くに見える窓が潰れずに認識できるものや、店などのロゴが潰れない、電柱の線が潰れていないなど、粒子が細かいことが分かります。

シネマフイルムが長いので初心者レベルでの取り扱いは難しいものだと思います。たくさん撮る方は良いでしょうけど、たまに撮る趣味の人たちには採算が合わない、手間が多いということで、ほとんどの方はしていません。切り分けてCatLABSはやっているとしても納得できる理由なんです。だからこそ個性を求める必要はなく、大事なのは、撮影したものが僕ら撮影者側が求めている写真になっているかどうかだと思います。カメラの構造を理解したうえでピントをしっかり合わせれば最大限のポテンシャルで写真を撮ることはできるので、僕たちの目の精度のほうが怪しいのでは?と思うことはあるのです。

また買う機会があればぜひ購入したいです。そこまで高いフイルムでもないので、パッケージがかわいいというだけで購入する理由にはなるかもしれません。僕個人としては大判カメラの専門店であることに魅力がわきましたが。
