「傘」「高架下」

「傘」
雨の日、僕はカメラを手に街へ出かける。雨の日は撮影に向かないと思われがちだが、実際には晴れの日とはまったく違った表情を写真に収めることができる。濡れたアスファルトに映る光や、水滴に反射する景色、しっとりとした空気感は、雨の日ならではの魅力だ。

天候に左右されて撮影をためらうのではなく、「今、撮りたいものを撮る」という気持ちを大切にしたい。雨粒が落ちる音や傘の影、街の色彩の移ろいを見逃さず、ただ被写体と向き合う時間は、予想外の発見や表現の幅を与えてくれる。

雨の日だからこそ生まれる一瞬の輝きを切り取り、記憶に残る写真を残したいと思う。
【撮影】
カメラ:FUJIFILM GFX50S II
設定:ISO1600 1/125秒
レンズ:不明

「高架下」
高架下にも、目に見えないながら重要な仕事がある。高所作業車を使って点検する姿は、普段なかなか目にすることができないが、安全なインフラを支える大切な仕事の一部だ。

道路や橋、鉄道など、私たちが快適に移動できるのは、こうした裏方の人々の努力があってこそだと改めて思う。撮影を通して、その存在に目を向け、感謝の気持ちを忘れずに記録したい。

日々の暮らしの中で見過ごしてしまいがちな安全のための仕事も、写真という形で残すことで、その価値や意味を少しでも伝えられればと思う。

誰もが安心して過ごせる環境は、目立たない場所で働く人たちの支えによって成り立っているのだ。
【撮影】
カメラ:FUJIFILM GFX50S II
設定:ISO640 1/80秒
レンズ:不明

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