団地の窓|白の枚方団地

昭和の高度経済成長期に造られた団地が、UR都市機構によって運営され、リノベーションされ若い人たちが住み始めた。賃料は少し高めでも、ほかの相場より安い。特に敷金礼金一切なし管理費もない。担保となってくれる連帯保証人がいない高齢者や担保となってくれる保証人が見つからない人たちの受け皿になっている。

昭和中期の造りをした団地なので、外見そのものは古く、塗装されているので真っ白である。なので外壁を撮影すれば白、影が発生すれば黒がはっきりと出てくる。昭和レトロが好きな女子には撮影に向いている場所でもある。ただ実際住んでいる人がいるという部分があるので、プライバシーに沿った撮影が求められる。実際、線引きは厳しいこともあるかもしれないが、それでも気持ちを持つだけでも誰かのプライバシーを守ることの抑止力になる。相手にされて嫌なことがあれば自分もしないという小さなルールが写真文化を育てていく。

大阪枚方は京阪枚方駅周辺はかなり栄えており、住みやすい。少し離れたところには大きな病院があり、近くには小松製作所など大企業の工場がある。小さくとも日常がある。歴史がある。誰かの生活がある。撮りたいものを撮るため歩いて行けるなど良いところもあるのでぜひ、撮影に行ってもらいたい。交通機関も充実している。

【場所】大阪府枚方市団地
【カメラ】Fujifilm GFX50Sⅱ
【レンズ】不明
【設定】f値4.3,1/200秒,ISO160,補正0

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