大判カメラを始めるにあたって、大判レンズ選びは大事です。75mmは35mm換算だと21mm相当となりますので、広角レンズであることが分かります。
これだけ広いとダイナミックな風景や大きな建造物の撮影もしやすいです。フランジバックを稼ぐためにレンズボードを凹ませてあります。
撮影時にレンズシャッターを触りにくいので、レリーズが必要となります。
Schneider Super-Angulon MC 75mm F5.6

Schneider-Kreuznach 75mm f5.6 Super-Angulon MCの主な仕様は
- レンズ構成: 8枚4群
- シャッター: コパル #0
- イメージサークル: 198mm
- サイズ: 78 x 70 mm
- 重量: 368g
198mmのイメージサークルを持っているため、シノゴで十分なオアリを使うことができます。シフトやティルトという動かして水平をとることができます。マルチコーティングモデルなので逆光時のゴーストやフレアを抑えることができます。
優れた描写性能はあるので、大判カメラの醍醐味さを味わうことができます。5万円から8万円の間が多く、クモリやキズ、バルサム切れがあることもあります。ただアンギュロンに関しての記事というより大判レンズの記事は少なく、カメラ屋さんの知識に頼ることになります。
作例は大判カメラの記事をみていただければと思います。何で撮るより、何を撮るかが大事です。写りを確認するだけなら、どのレンズでも良いんだと思います。最終的には納得できるかという点ですけど。
