この記事を読まれている方は、他のサイトをみて、基本的なことは知っていることを前提に話を進めていきたいと思う。
多くのことを語るほどの歴史をもったものであるけど最終的には写りがどうこうの話に収まり、コレクション性が高いものとして集めているならば、ネット検索や書籍、店の人に聞くということをするだけで知識の扉はもっと開かれる。
僕個人は写真を続けていくために必要な技術や感性という個性の部分を重んじているので、コレクションなどに必要な知識などはこの記事にはほぼ載っていません。
Carl Zeiss Sonnar 150mmF4 T* 感想
大阪のカメラ屋さんで事前にお伝えして用意してもらった1本で比較的にこれ以上安く手に入ることはない価格で入手することができています。
そもそも本数が多いレンズなので最初に手に取りやすいレンズでもありますが、これでも本数が多いということはそれだけ評価されたレンズという証明として受け取りたいところで、実際に撮影してみて思ったのが、
透き通るような空、ピントを合わせてからの解像度。望遠レンズとして納得ができる1本でした。
どうしても失敗するレンズ選び
オールドレンズの一番難しいところって望遠レンズなんですよ。広角レンズや標準レンズというのは実は、持ち運びやすく、腕を脇に押さえてとするだけブレを抑えることができます。
望遠レンズはレンズ自体が重たく、人気が他の比べて良いとは良いとは言えず、ネット記事も少ないのです。実際、Leicaのズミクロン、ズミルックスなど有名どころは単焦点レンズであっても望遠レンズではありません。
望遠レンズだと重たすぎる問題があるから、旅行のときに邪魔になったりするというのはあります。メディアがズミクロンのようなレンズばかりをゴリゴリ推してしまったことに要因もありますが、仕方がありません。確かにズミクロン50mmあたりは魅力的な1本ですからね。
150mmF4の魅力とは
レンズ価格を抑えつつ、望遠レンズを手に入れることができる中判のレンズ。カールツァイスのレンズですから、抜けるような写りを感じることができます。
レンズってこんなにキレイだったっけ?と感じてしまうほどなので、是非カールツァイスのレンズを触れる機会として、手に入れてほしい1本。
最短距離5feetなので150cmというので遠くを撮るときに使うのがベスト。例えば柵が付いている花壇、展望台など。クロップをせずそのまま撮るようにして使うスタンスになるかなと。たまに広角レンズだと雑林とか周りに入るので嫌な人はオススメです。
Carl Zeiss Sonnar 150mmF4 T* 作例
大阪梅田にあるヒルトンのHを撮影

ピントが合わせやすいところを見つけて撮影しましたが、外壁の模様が分かるというのは驚きです。
第3ビルの角の窓を撮影

ブランドにもピントがきでているので横のブランドの数も数えることができます。
