PETRI FTE シャッター音に魅了される

安くて実用的なフイルムカメラ。それがPETRI FTE。ボディの前面に配置されたシャッターボタンがあり、シャッターをきるときに感じるのは、大きな手でも握りやすいという点です。

音が魅力のでペトリ

シャッター音が布幕横走りフォーカルプレーンを採用し、パシャっと大きなシャッター音が魅力敵で、見た目も高級感があるカメラという感じです。

残念ながら僕が持っているPETRI FTEはジャンク箱から見つけてきたカメラで、本体1000円でレンズに関しては貰い物で出来ているので、実質単価1000円の激安カメラです。

なので全然整備されているものではありませんから、グリスも固まりつつあります。整備すると赤字になるのでどうしたものか悩んでいます。

人気なのはカメラじゃない?倒産するまでのメーカーの歴史?

ペトリカメラは歴史あるカメラメーカーですが、一眼レフカメラの参入に関しては出遅れていました。独自のレンズマウントであるバヨネットマウントを採用しているため、他社のレンズが使えないという問題点を抱えていました。

激しいカメラ市場競争に負けて経営破綻しかけているときに、経営陣と労働組合の間で激しい闘争に発展します。経営陣による不当解雇や資産隠匿などがあり、経営陣は不当労働として訴えることになり、労働者側の勝利(蒯越)となりましたが…ペトリ工業として存続したのですが、その頃には電子化が始まっておりカメラの製造自体は撤退することになりました。

埼玉県に会社は残っているそうです

一応会社自体は埼玉県北葛飾郡に本社が未だに残っています。今はOEM品の双眼鏡を製造しているというのがWikipediaに書かれていますが、@Wikiに年表が疲れているので一度見てみるといいかもしれません。

歴史をまとめると

赤字経営の最高額7億になったのが1974年、ペトリカメラ倒産するのが1977年です。組合による自主生産開始され、輸出92%となりましたが、1980年に組合と栗林家が和解してペトリ工業株式会社として生き残ったようです。

@Wikiにまとめられたペトリカメラ情報がマニアックすぎる

色々とカメラというより、当時の会社が凄かったということが、@wikiに掲載されている内容から分かります。ペトリを辞めた従業員は修理店やメーカーに行ったようで、修理で重宝されたそうです。壊れることが多いペトリが直せるので、他社のカメラが直せるそうです。

元従業員さんにインタビューしているのがすごい

ボディの中でネジが緩んでシャッターに噛み込むという故障することを直していたこともあったそう。ペトリはどんどん経営が怪しくなってくると、品質が明らかに落ちてきます。輸出用にカメラを組み立てますが、間に合っても不良が出てしまい、試験管のため部屋に温め、グリスを温めてシャッター精度を良くしようとしたという話がある。

ペトリの部品に関してはロット番号というものがないようなものとインタビュー記事内にあったので、品質が落ちて倒産したカメラメーカーなのに、どうしてここままで人気なのか?といえば、他社と違って歴史が面白いことに尽きるカメラだからかもです。

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