カメラのの良さって没入感を味わうことが出来ること、カメラの軍艦部のようなメカニックなゴチャゴチャしたものが好き、とか撮影されたものがそのまま出来る感性表現だったりと色々ある。
ファインダーを覗くと、絵画の額縁のようになっているように思えるし、映り込む景色がシャッターボタンを押せば、フイルムとなって作品が出来上がるのは感動を覚える。納得がいく生成物が出来るかは別にしても、きちんと考えて撮れば意図的に自分の表現に変化させることができるのは芸術としては大事なところなのです。
偶然を撮影することは芸術ではありません。自分なりの感性と技術で生み出されるのが芸術なのです。同じものを何度も生成できる技法があるから芸術として成立し、技法や感性を悟らせないからこそ評価されると思っています。
レンジファイダーみたいな「Fujifilm X-Pro3」
![]()
Fujifilmが発売したファインダーがついているカメラ「X-Pro3」。一度Leicaを代表とするレンジファインダーカメラを覗いて魅了されたユーザーはちょっとは気になったカメラだと思います。実際にはレンジファインダーではなく、ハイブリットファインダーです。Leicaのようなファインダーを味わえてても、違うものです。
X-Pro3はX-Pro3であり、Leicaの代わりになれなかったのです。FujifilmはLeicaに憧れているけど買えない層向けに、新しい方式のファインダーカメラを与えたのようなものです。ということで僕は、すぐに売り飛ばしてしまいました。Fujifilmユーザーやレンジファインダーに憧れる層は購入して人気を博しました。
Leicaとは何か?
ドイツのカメラメーカーで、Leicaといえば福山雅治さんがLeicaを持っていたり、指原莉乃さんが持っていたり、Lisaさんが持っていたりする、感性豊かな日本人アーティストに愛されるカメラでもあります。昔であればカメラ1台で家が建てるほどでした。令和だとレンズ込み150万円は必要となるデジタルカメラとなっています。
LeicaM型はマニュアル操作だけになっており、二重像を合わせてピントを見つける方法になっています。現行品は国際保証2年付きということで凄いものとなっています。フイルムカメラも価格は下がることはあってもカメラの中では高級品となっています。コレクション性が高く、転売されることもあり、数百万円のカメラやボディが存在することもあります。
レンジファインダーのデジタルカメラ「LeicaM10-D」
僕も一時期ライカにハマっていたことがありました。フイルムカメラも持っていたし、デジタルカメラも持っていました。オールドレンズも集めていましたが、仕事を頑張りすぎて病気になって生活苦になってしまい、売却することになりましたけどね。仕事も趣味もほどほどがいいですよ。

ライカM10-Dはモノクロ撮影を液晶なしで撮影するものとなっています。モノクロフイルムカメラのように使えるデジタルカメラとなっています。スマホと連携することで写真自体は見ることができますが、なぜか僕のカメラはゴミが入ってしまいます。それが気になって仕方がないので、ちょうど生活苦になってきたので売り払うことに100万円で購入して売却78万円で売れましたから、どれだけ投資に向いているか、カメラ好きや投資好きには分かるかと思います。
ライカM10-Dがプレミアカメラなら、価格が上がっていた可能性はあるのです。先見の明が僕にもあればずっと持っていたでしょうが、上がっているかは分かりません。理由としてデジタルカメラだからです。家電なのでいつか保守部品が無くなれば修理できなくなります。
例えばギアなど工業製品であればつぎ込めば作れますが、プログラムやセンサー部分は電子部品なので限界があります。つぎ込む金額もギアよりも高いのです。
あまりオススメできるカメラとは言い難いです。LeicaM3の方が部品を変えれば直せるのなら持っておいたほうがいいかもしれません。フイルムがこの世から消えない限りブランドは残り続けるでしょう。
Leica 熊野筆

おまけのネタですが熊野筆を持っていました6000円ほど。高いですが、カメキタに2000円で売っていました。Leicaのゴロが入るだけで4000円の付加価値がつくというのはブランド価値が付きすぎているような気がして、カメラメーカーとしてどうなんだろうと思います。
撮影するなら国産カメラが良いかもと思った瞬間でした。羊羹売ってる会社もありましたから…いいんでしょうけど。
